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◎ 下肢の症例
1.外脛骨障害
・女子中学生-コンクール出場の為厳しい
お稽古に励み左足底内側に痛みが出る
様になり疲労骨折をしているのではない
かと心配をされ相談がありました。
お話の内容から直ぐに整形で検査をし
て貰う様に告げました。
・整形外科レントゲン検査にて左外脛骨
障害と診断.痛み出ている部位の注射
と湿布を処方されたという事で来院さ
れました。
・ご本人様的には出場まで日数が無いので
何とか治して欲しいと
・外脛骨障害の整形外科からの説明と.そ
れについて補足説明をし了解してもら
ったうえで問診.オステオパシー検査を
しました
・問診からつま先立ちや歩行での痛みと
圧痛があるとの事
・オステオパシー検査では
・後頭窩の滑り.頸部全体が下腹部
から影響を受けている
・両腎臓裏側が大腰筋を介して骨盤底へ
強く引かれ・骨盤全体が前方へ回旋・
・腹臥位にて左後方腸骨.左下肢短足
・仰臥位にて左第一楔状骨が上方変位
舟状骨が下方変.この関節間に圧痛
があり足関節屈伸では痛みは出ない
・右腎と肝の触診から疲労感あり
・等を確認しました
・其々の可動性-左舟状骨-第一楔状
骨関節制限の度合い.左腸骨後方
変位.腎臓と肝臓の密度の状態から
またこの部位に直接の外傷がない
にもかかわらず痛みが出ているの
で総合的に判断して腎臓と肝臓の
疲労が筋骨格系へ影響し結果的に
左外脛骨障害を起こしている原因
だと判断しました
◎ 施術
・腎臓と肝臓の疲労回復を図る為
優しく関連神経を刺激して緊張を
改善
・左後頭窩の滑りとC2の制限を優
しく開放しました
⇒左第一楔状骨の上方変位が
正常化され
左舟状骨-第一楔状骨関節に
掛かっていた制限が解放され
痛みが消失しました
◎ 考察
お稽古による大腰筋の緊張.右腎臓
や肝臓の疲労.可動性の制限が骨盤
全体を前傾させ.それに適応して左後
方腸骨を作り.坐骨付着している
下肢後側の関連筋膜を介して.後脛骨
筋に連鎖し足底付着停止部である処
にアンバランスを作りその結果.痛み
を痛みを作ったと推察いたしました
＊この様なケースの患者様は珍しく
ありません
＊オステオパシーでは、症状.痛み
の出ている部位だけでなく身体
全体を診て、本当の原因が何処
にあるのかを注意深く探します
どうぞお気軽に
お問い合わせください
お待ちしております
あさひ鍼灸整骨院
オステオパシー療法
☎ 0480-22-5597
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