・86才男性.圧迫骨折後の動けない腰痛
昨年8月に耕運機を持ち上げた時にバランスを崩し、後ろへ転倒し臀部を打撲負傷し病院へ
その時点では骨折は見られなかったが、なかなか痛みが改善しなかったので10月に再検査
下部腰椎に圧迫骨折がある事が判明し12月中旬過ぎまで入院し治療をしていたとの事。
現在骨密度を上げるために月一回骨密度を上げるための注射を行っているとの事
来院した理由は、痛みで寝返りが出来なくて、起床時に腰臀部が痛み起きるのが非常に大変
腰臀部痛のために腰が伸ばせなくて、ベッドに寝る事も難しく、あえて側臥位がやっと出来る程度
検査のためにベッドに寝てもらいたいが、出来る事としたら座位と左上の側臥位位で其れでも非常に強い痛みを訴えるので座位で検査
胸腰椎から腰椎に.また仙骨に圧迫した個所があり、左中殿筋に圧痛と硬結がある
施術に於いては、ベッドに寝れないために座位で強い圧迫が掛かっている部位の減圧、主に椎体骨内と関節内の減圧
3回施術後にベッドでの起居動作がかなり楽に出来るようになったので経過観察
今回の外傷で、圧迫骨折の他に数カ所の部位に外傷時の圧力が残っていた
その残っている圧力が、機能障害として動きに痛みを作り、日常生活に大きな不便さを作っていたと感じました