人目を気にせず思い切り表現したい学生
主訴は
自分を表現するある事で、世界で活躍できることを目標とし努力しているが、先生はじめ周囲の人の声とか目が気になって自分らしさを表現出来なくて、気力を失い困っているので何とかして欲しい
首や肩が張り、背中もバリバリに張っていて気力が沸かない
全身傾聴検査
傾聴検査で、身体は正中に位置するもやや前方に引かれれている
後頚部の筋肉から僧帽筋の過緊張、骨盤腰椎等は正常な位置に存在する
横隔膜、食道裂孔や腹部正中に緊張感あり
呼吸の吸気時に胸郭が充分に開き切らない
仰臥位で、後頚部は過剰なストレートネック状態になり後頭部に付着する頸部の筋肉等も過緊張をしていました
後頭骨周囲付着の筋肉組織等の緊張は脳幹の自律神経に影響を与えることがあります
ご本人様の主訴は、先生の期待に答えれれない事.周囲の人の目が気になる事での精神的な疲労による気力の低下や体調不良です
これらのストレス環境に交感神経が「闘争&逃走」の働きにより、消化系機能を抑え、ストレス適応の動ける身体を作くりますが
ストレス環境が長すぎたり、強過ぎたりしたため背中から後頚部や肩の構造に過緊張を作りストレートネックを誘発し、肉体の緊張と精神状態に掛った負荷が身体をうまく動かせない事や、精神的な不調まで起こしていました
施術
上腹部と後頭部から後頚部にかけての組織の緊張を解放する事で
ストレートネックと僧帽筋肩周囲の緊張が緩み呼吸が楽になり、精神状態.気分も楽になったとの事でした
過剰なストレスにより、身体や精神状態に緊張や不調を起こし、自己表現に負荷がかかっていた例でした